「陰ヨガ」を1ヵ月続けてみたら結構よかったよ!

「陰ヨガ」を1ヵ月続けてみたら結構よかったよ!

腰痛対策として自宅ヨガを15年以上やっていますが、最近ヨガなのか腰痛体操なのかストレッチなのか区別がつかないような動きを続けていました。

腰痛対策にはなっているのでやらないよりはずっといいのですが、ここでまたきちんとヨガをやってみたいという気になりました。

ヨガにもいろいろな種類があり、初心者や年配の方にも無理なくできるものからしっかり動いて筋トレ的要素があるもの、ホットヨガなどスタジオでなければできないものなど様々です。

以前であれば痩せたい気持ちもあり負荷の大きめのヨガにも挑戦しましたが、今の私は同じく痩せたいのですが体力的にもきつくなってきているのでちょっとハードルが高くなってしまいました。

そこで再び体力をつけていく前段階として、以前から気になっていた「陰ヨガ」を試してみることにしました。1ヵ月続けてみて感じた変化が予想外だったのでご紹介します。

 

「陰ヨガ」とは

 

 

「陰ヨガ」のポーズは座るか寝転がるかのような姿勢をとり、3分~5分程度キープするのが特徴です。

ゆっくりと深い呼吸をしながら筋肉の緊張を緩めていくことで心身ともに深いリラックス効果が得られます。

ポーズは難しいものではなく自分の身体と相談しながら無理のない範囲(痛気持ちいい範囲)で行うので、初心者でも高齢者でも試しやすいヨガです。

人の骨格には個性があります。ポーズのお手本があってもみんなが同じ形を作れるわけではありません。お手本と同じにならなくても、自分の骨格に合ったポーズを行うことが重要です。

人と比べるのではなく、自分の中で折り合いをつけていきます。

陰ヨガはポーズをとりながら自分の気持ちがよく、長くキープできるポジションを探していきます。それゆえに初心者でも高齢者でも身体が固くても柔らかくても自分の身体と対話しながらマイペースで行うことができるのです。

ちなみに「陰ヨガ」の陰は陰陽の陰であり、筋トレ要素の強い運動量の多いヨガは「陽ヨガ」と呼ばれています。

 

「陰ヨガ」で期待できる効果

下半身の柔軟性が高まる

内臓が活性化する

自律神経のバランスが整う

血液、リンパの流れをよくする

深い呼吸でリラックスできる

自分の身体と心に向き合うことによる瞑想効果

 

「陰ヨガ」毎朝20~30分、1ヵ月続けてみる

私は腰痛持ちなので、股関節周りの柔軟性を高めるポーズのいくつかを毎朝20~30分程度続けてみました。

ひとつのポーズに3~5分かけるので、3つか4つのポーズしかできません。

動きが少ないので身体が温まりません。室温を十分に確保してから行います。白湯を飲んで内臓を温めてから始めるのも効果的です。

 

バタフライのポーズ

 

  1. 座った状態から足の裏を合わせ、骨盤とかかとの間にスペースを作ります。
  2. 息を吐きながらゆっくりと前屈し背骨を柔らかく丸め、頭を足の方におろします。肘は床に置きます。
  3. 足と背骨をリラックスさせ、呼吸とともに重力に任せて前屈を深めていきます。
  4. 3〜5分間保持します。
  5. ゆっくりと起き上がり、脚を前に伸ばし少し揺すってリラックスさせてポーズを解除します。

 

<<効果>>

股関節の柔軟性を上げる

生理痛の軽減

腎臓、肝臓、脾臓を刺激

 

シューレースのポーズ

 

 

  1. あぐらの状態から、左足を右太ももの上に置きます。
  2. 両膝を重ねて胸の正面に一直線にくるようにします。
  3. 足がずれないように膝と膝をしっかり引っ掛けたまま、体をゆっくり前に倒していきます。
  4. お尻から太ももの外側が伸びている状態でゆっくり深呼吸しながら姿勢を3〜5分間保持します。
  5. ポーズを解除するには、ゆっくりと起き上がり、足もほどいてリラックスさせます。
  6. 少し休んでから反対側も同様に行います。

 

<<効果>>

股関節の柔軟性を上げる

骨盤のゆがみを整える。血流を良くする

前屈による圧縮で消化器官をマッサージする

胆嚢と膀胱の経絡を刺激

 

スワンのポーズ

 

  1. 四つん這いから、右ひざを外側に曲げ左脚を後ろに引きます。
  2. お尻が床から浮かないように調節します。浮いてしまう場合は毛布をはさんでみましょう。
  3. 骨盤を立て胸を開いたらゆっくり上半身を前に倒していきます。
  4. 息を吐くときに骨盤を沈めていきます。
  5. 深い呼吸をしながら3〜5分間保持します。
  6. ポーズを解除するときは右足をゆっくり引いて休憩します。
  7. 反対側も行います。

 

<<効果>>

骨盤の歪みを整える

背面のストレッチ

股関節屈筋と腰筋を伸ばす

肝臓、腎臓、脾臓、胆嚢の経路を刺激

 

ドラゴンのポーズ

 

  1. 四つん這いの状態から両手の間に右足を置きます。
  2. 右ひざがかかとの上にある状態で、左脚を後ろにスライドさせ腰を沈めます。
  3. 両手は膝の上または床に置きます。
  4. 股関節の力を抜き深い呼吸をしながら、腰が重力で沈んでいく様子を味わいます。
  5. ポーズを3〜5分間保持します。
  6. ポーズを解除するには、手を床につき四つん這いに戻ります。
  7. 少し休憩して反対側で繰り返します。

 

<<効果>>

坐骨神経痛の緩和

股関節の可動性を高め、股関節屈筋と大腿四頭筋を伸ばす

仙骨と腰の骨を整える

肝臓、脾臓、腎臓、胃、胆嚢の経路を刺激

 

「陰ヨガ」続けての心身の変化

 

 

今までやっていたヨガのポーズに比べて動きも少ないし、消費カロリーも低そうなのでそれほど効果を期待していませんでした。

しかし、1ヵ月経って今までに味わったことのないような効果もありました。

腰痛対策にはバッチリ!

一番の目的は腰痛対策なので、股関節周りの柔軟性が高まって調子が良かったです。

朝からじっくり股関節周りをほぐしていくとそれだけで1日安心感がありました。

 

リラックス効果がスゴイ!

陰ヨガを朝行うのがベストなのかよくわからなくなりました。

呼吸をゆっくり行うことでリラックス効果が得られるのですが、リラックスしすぎて起きたばかりなのにまた眠くなってしまうのです。

のんびりしちゃって行動がゆっくりになってしまうような・・・。朝時間をたっぷりとればとても贅沢に過ごすことができます。

夜寝る前に行えば良く眠れること請け合いです。

 

心が落ち着いた!瞑想したくなってきた!!

リラックス効果がすごいので、朝から心が落ち着いていられます。

ちょっとやそっとのことでも心が乱れなくなってきました。

陰ヨガのポーズをとっている間がちょっとした瞑想状態になっているんですね。

この心が落ち着いた状態をもっと味わいたいと思い、ちゃんとした瞑想を始めたくなってきました。

今まで瞑想にチャレンジしても落ち着かなかったり、すぐに眠くなってしまったりするので苦手だったのですが、今なら落ち着いてできそうです。

本当は心を落ち着けるためにじっとして瞑想するんでしょうけれど、私のように身体や頭がむずむずしてしまう場合はヨガのような「動く瞑想」から入った方がやりやすいかもしれません。

 

脚が細くなった!

測定したわけではありませんが、あくまでも個人的な実感として「脚、特に太ももが細くなりました」。太ももの隙間が大きくなりました。

陰ヨガを行うことで股関節周りが刺激されますが、その時にそけい部のリンパがほぐれ流れが良くなります。リンパの流れが良くなると老廃物も排出されるのでむくみも改善されます。

今までも股関節周りはほぐしていたのでむくみを感じたことはありませんでしたが、1ヵ月毎日集中して行うことで予想外に脚が細くなってびっくりしました。

思い返してみると、私は痩せているタイプではありませんが、セルライトに悩んでいないことに気が付きました。ヨガを始める前の若い時の方が気にしていました。

リンパの滞りは脚のお悩みを増幅させます。リンパマッサージもいいとは思いつつ面倒くさくてできませんでした。陰ヨガならば腰痛対策、メンタル強化のついでにできるので続けられそうです。

 

「陰ヨガ」はダイエット向きか?

 

1ヵ月陰ヨガを続けてみて、脚は細くなったものの「体重に変化はありません」でした。消費カロリーが少ないですから当然と言えば当然です。

筋トレ要素の強い「陽ヨガ」であれば体重を減らすダイエット効果はあるかもしれませんが、動きの少ない「陰ヨガ」には向かないでしょう。

しかし、血行不良による冷えやリンパの滞りによるむくみには効果があると実感しています。むくめば脚も太くなりますし、血行が悪ければ痩せにくくなります。

また、心がとても安定するので空虚感を食欲で満たそうとしなくなってきました。

心が落ち着いて安定してくると徐々にやる気が出てきます。エネルギーが身体に満ちてくるのでもっと動きたくなります。

陰ヨガだけでなくもっと体力をつけるために陽ヨガにも挑戦したくなります。いろいろ動くようになった結果、体重も減ってくる。ということはあるでしょう。

「陰」を整えると「陽」も整えたくなるのです。

 

まとめ 自分と向かい合うツールに最適

ヨガをやるときに、「しっかり身体を動かしてたっぷり汗をかいて身体が柔らかくなって気分すっきり!」という気持ちよさを求めていたこともありました。その時に「陰ヨガ」はとても静かで動きがなく地味なヨガだと思っていました。

しかし今回改めて「陰ヨガ」を毎日行ってみて身体だけでなく、心へのアプローチが強力だと実感しました。

太ももが細くなったのは副産物のようなものです。

こんなに自分が内面へ向かっていく感じは初めてです。でも思い悩んで堂々巡りしているのとは違うのです。自分という洞窟の中を探検しに行く感じでしょうか。

今このコロナ禍でストレスや不安で押しつぶされそうになっている人もいるかもしれません。自分の外側の現実だけを見ていたらどんどんつらくなってしまいます。

1日のうちで少しの時間でもいいので自分の内面に目を向けることが自分自身を助けるために必要です。

心がざわついて瞑想できなくても、外に出かけられなくても、ポーズをとってじっくりと自分の身体と心に注意を向けるだけで落ち着くことができます。

自分の外側の現実は自分の内側から創られていきます。今この状況下だからこそゆっくり自分と対話することができます。「陰ヨガ」はそのツールに最適です。

外側に向けて発散するストレス解消とは違う内なる静けさを体験できます。

 

では、ごきげんよう♪

 

 

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