肉食をやめた「ペスクタリアン(ペスコ ベジタリアン)」の生活とは?

肉食をやめた「ペスクタリアン(ペスコ ベジタリアン)」の生活とは?

こんにちは。よぎふるです。

私は25歳の誕生日から肉食をやめました。

それから20年以上肉食はせず、お魚や卵・乳製品を少し食べながら野菜・穀物中心の食生活を続けています。

今回は肉食をしないペスクタリアン(ペスコ ベジタリアン)として生活を送っているなかで日々思うことをご紹介します。

 

肉食をやめた理由

 

 

私が初めてベジタリアンの存在を知ったのは小学校高学年のときで、あのマイケル・ジャクソンからでした。

ちょうど「スリラー」がヒットしてグラミー賞8部門受賞と騒がれていた1984年です。

世界的スーパースターが「肉・魚を食べない生活をしている」と知ってショックを受けたことを今も覚えています。

小学生の私の常識として、

「好き嫌いなくなんでも食べること」

「肉や魚を食べないと大きくなれない」

と思っていたので、世の中に「野菜だけで生活している人」がいることが信じられませんでした。

また、他のベジタリアンの人の意見で、

「動物を食べるなんてかわいそう。食べるために動物を育てるなんて信じられない。」

というのを聞いて、そんな発想がなかったので再びショックを受けたのでした。

洋楽を聞き始めたこの頃、マイケル・ジャクソンだけでなくいろいろなアーティストがベジタリアンであることを知りました。

ポール・マッカートニー

ジョン・レノン

ハワード・ジョーンズ

ブライアン・アダムス

プリンス             などなど

こういった豪華なアーティストの影響により、私にとってベジタリアンであることはただただ「かっこいい!」存在だったのです。

そうは言っても小学生でしたので、その場でベジタリアンになるなんてことはできず(給食は残したくないので・・・)

「大人になったらベジタリアンになる!」という夢を持つことになりました。

 

私が肉食をやめた理由:ベジタリアンがかっこよかったから!

 

宗教とか思想とか全く関係ありません。

 

ベジタリアンの種類

ベジタリアンと言ってもさまざまな種類があります。

 

名称 乳製品 蜂蜜 主な特徴
セミ ベジタリアン 基本的に穀菜食でお肉を食べる割合が少ない
ポウヨウ(チキン)ベジタリアン 基本的に穀菜食で鶏肉以外のお肉は食べない
ペスクタリアン(ペスコ ベジタリアン) × 基本的に穀菜食でお肉は食べないが魚介類は食べる
ラクト オボ ベジタリアン × × 基本的に穀菜食で卵と乳製品も食べる
オボ ベジタリアン × × × 基本的に穀菜食で卵も食べる
ラクト ベジタリアン × × × 基本的に穀菜食で乳製品も食べる
ヴィーガン × × × × × 衣食住全てにおいて動物性のモノを避ける
マクロビアン × × × × × 陰陽に基づくマクロビオテック食を摂取
フルータリアン × × × × ×  基本的にフルーツやナッツを食べる

抜粋:veggy 主なベジタリアンの種類

 

私の場合はペスクタリアン(ペスコ ベジタリアン)になりますが、魚介類はお付き合いのために食べています。

魚介類・卵は食べなくても平気ですが、乳製品が好きなのでどうしてもやめられません。

がんばってもラクトベジタリアンというところです。

 

「ゆるベジタリアン」との違い

最近「ゆるベジタリアン」というワードを目にすることがあります。

 

ゆるベジタリアンとは?

ライフスタイルや体調に合わせて肉・魚などの動物性食品を控えベジタリアンの食生活をする。

「フレキシタリアン」とも呼ばれる。

 

自身の都合に合わせてベジタリアンを取り入れるというライフスタイルを指しているので、ベジタリアンの種類には入りません。

お肉も食べていれば「セミ ベジタリアン」ですね。

 

本当はヴィーガンになりたかったが・・・

 

そして25歳の誕生日を機にベジタリアンへ移行しようと思いました。

ベジタリアンの中にヴィーガンと呼ばれる人達がいます。

彼らが口にするものは完全に植物性です。卵・乳製品も食べませんし、蜂蜜も口にしません。

更に自分の持ち物(洋服や靴やバッグなど)にも動物性素材を使いません。革靴や革のバッグやお財布もダメです。

ヴィーガンの存在は知っていたし強くあこがれていましたが、どう考えても普通の肉食をしている人間が急に全ての動物性食品をやめることはハードルが高いです。

そこで、まずはお肉を食べることをやめ、次にお魚、甲殻類、卵、乳製品の順でやめていこうと思っていました。

しかし、実際にやめられたのは肉類のみでした。

例えば家族もベジタリアン的な食生活を送っているならば簡単だったでしょうが、普通の家庭の普通の食生活の中でひとりだけ

「植物性食品のみで生活します!」

なんてことは理解が得られずうまくいかないのです。

今であればいろいろ工夫しながら料理をすることができますが、始めたばかりは野菜をおいしく食べるメニューもわかりません。

それまで何でも好き嫌いなく食べてきましたから、「動物性食品を食べなくても平気」になるまでに時間がかかりました。

 

今ある環境の中でベジタリアン式に生活する

 

 

 

「ベジタリアンになる!」と最初に家族に話したときは心配されました。

私の栄養状態についても心配だったかもしれませんが、なにより家族として一緒に何を食べればいいかが不安だったと思います。

家族ですらそうですから、社会に出ればもっと理解されるのが難しいです。

友人や会社の人に「お肉食べないです」と言えば、まずびっくりされます。

私の中でベジタリアンという生き方がなじみのものになっていても、他の人はそうでもないこともわかりました。

みんなの周りにお肉を食べることをやめた人っていないんですね。

実際私も身近にベジタリアンは今だにいません。

だからこそ今の自分の環境に合うやり方で周囲に余計な心配をさせずにベジタリアン式の生活をする必要がありました。

普段の食事

普段はこんなもの食べています。

 

朝食:豆乳ココア、グリーンスムージー、お茶 など日替わり >>> ヴィーガン食

お昼:手作りベジ弁当 たまに卵・乳製品あり >>> ラクト・オボベジ食

夕食:家族と同じものからお肉を除く >>> ペスコベジ食

外食:家族と行って食べるもの → そば、うどん、回転寿司、モスバーガーのソイパティ対応メニュー >>> ペスコベジ食

飲み会:コースメニューで出されたものの中で食べられるものだけ >>> ペスコベジ食

 

マクロビオティックやベジタリアン対応のレストランがあれば迷わず行きますが、ノンベジの家族とは遠慮してしまってなかなか行けません。

こんな感じで自分ひとりのための食事であればベジタリアンでもヴィーガンでもなんでもなれるのですが、みんなと一緒の場合はペスクタリアンくらいにしておかないと食事が楽しめません。

自分の気持ちと向き合うと少しもやもやします。

意識をベジタリアンにする


 

現在の日本の環境でベジタリアンやヴィーガンとして生活をしていくのは簡単ではありません。

ただし動物性食品を食べることになっても、自分の考えかたや意識をベジタリアンにすることは可能です。

私も魚介類も食べる生活をしていますが、この20年以上の間ベジタリアン・ヴィーガンとしての情報や知識を蓄えてきました。

そのおかげで食糧・環境問題などいろいろな事に目を向けられるようになりました。

 

世界の食糧問題

世界には全ての人が十分に食べられるだけの食糧があると言われています。

それなのに世界では9人に1人が飢えに苦しんでいるのです。

家畜を養うためには多くの穀物が必要になりますが、お肉や卵・乳製品を得るために誰かが食べるはずだった穀物を消費してしまったと思うとやりきれなく感じるようになりました。

また、日本のような先進国では簡単に食べ物を廃棄してしまいます。賞味期限が近づくほどもう商品価値はありません。

これらも本来ならば誰かのために作られた食事を無駄にしてしまうのです。

肉食か菜食かは関係なく自分の食べているものと世界のつながりを気にするようになりました。

 

環境問題

食糧問題が発生するとそれに伴い環境にも影響が出ます。

食糧を生産するにはたくさんの水や燃料・飼料などの資源が必要となりますが、せっかく生産された食糧が無駄に廃棄されてしまえば

そのために使われてきた資源も無駄になってしまいます。

また世界で排出されている温室ガスの8%が食物廃棄によるものというのは驚きです。

 

フェアトレード

例えばチョコレートやココアに使われるカカオですが、生産地では子供が労働者として働かされ十分な教育を受けられないなどの問題も発生しています。

またカカオ生産者の中にはチョコレートを食べたことがない人も大勢いるとのことです。

「ベジタリアンでもチョコレートは大丈夫!」なんて何も考えずに食べているわけにはいかなくなりました。

ベジタリアンだから動物や環境に負荷をかけたくないと思うのであれば、まずは世界中の人が豊かに暮らしていくために心を砕かないと。

フェアトレードとは発展途上国で生産された製品や作物を適正な価格で持続的に取引をし生産者の生活の向上を目指すものです。

最近ではチョコレートのほかにコーヒー、紅茶、ジャム、ドライフルーツなどのフェアトレード商品を購入することができるので積極的に利用しています。

 

まとめ ベジタリアンが特別なものでなくなるように

日本でベジタリアンの割合は5%未満で少数派です。

スーパーに行ってお惣菜を買おうと思っても完全に植物性の商品がなかったり、外食したくてもベジタリアン専門店でなければ食べられるメニューがなかったりと社会生活で少なからず不便が伴います。

お隣の台湾に行ったときに故宮博物院に併設されているレストランではメニューに「素食」と書かれたベジタリアンメニューが普通にあり、おいしくいただいてきました。

また、コンビニにでも「素食」のインスタントラーメンなどの食品も多く見られていくつか買ってきたことがあります。

子供のための「お寿司のサビ抜き」やお酒を飲めない人のための「ノンアルコール飲料」と同じレベルにベジタリアンのための食品やメニューを考えてもらってもいいと思うのです。

最近では年々多くの外国人が日本を訪れていてその中にも多くのベジタリアンがいます。

彼らは私が普段感じている以上に日本での食事に不便や苦労があるかと思います。

特に私の住んでいるような地方でベジタリアン対応の外食をすることは大変です。

私自身も「ベジタリアンであることは不便で当たり前」みたいにあきらめていた感じがありますが、当事者である私が動かずに望む社会に変化させていくことはできません。

このブログを通して少しでもベジタリアンが普通になっていかれるように発信していければと思います。

では、ごきげんよう (^_^)/~

 

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