脳内井戸端会議をやめてみる!

脳内井戸端会議をやめてみる!

人間は1日に6万回もの思考を巡らすと言われています。

更に、

6万回のうちの95%は昨日と同じこと

6万回のうち80%はネガティブなこと

とも言われているのです。その思考に関しては、

思考が現実を創る

現実は思考の投影である

ということを聞いたことがあるかもしれません。

もしこれが本当であるとしたならば、私たちは日々自動的に大量の昨日と同じネガティブな内容をぐるぐると思考し、その通りの現実を創り出しているのです。

それが、「あなたの人生よ」と言われてしまうのはなんだかやるせない気持ちになります。

このコロナ禍で気持ちや考えがふさいだり、悲しくなってしまっている人も多いと思います。

この先どうなってしまうのだろうと心配な気持ちもやってきます。

私もそのうちの一人であり、しばらくの間悶々としていました。

しかし、この日々巡らしている6万回の思考のほとんどがつまらない現実を創る原因であるとしたら、既に現れている状況を何とかするよりも、思考自体と向き合った方がいいのではないかと思うようになりました。

 

人間は自動的に不幸になる?

 

 

1日に6万回も思考していると言われたところで、そんな心当たりはありません。

例えば寝ている間は思考していないとしても、6時間睡眠だったら18時間活動しているわけです。

60000回÷18時間÷60分=55.555556回

1分間当たり55~56回

1秒間当たり0.925回≒1回

毎秒1回ずつ休みなく何かを考えていることになるんです。

「そんなことあるわけない!」と言いたいところですが、意識的な思考だけでなく無意識的な思考を含めるとこのようになってしまうのです。

毎秒何かを考えていて、そのうち80%がネガティブなことだとしたら、なかなかいい気分でいることはできません。

意識的な思考でポジティブにいようと思っていても、気を抜いた時の80%が反対方向の思考なのでうまくいきません。

なので、「思考は現実の投影である」のであれば、私たちは大概において自動的に不幸な現実を創り出してしまうのです。

 

上手くいっていないからまた考える

 

 

自動的に作り出される不幸チックな現実を体験して私たちはまたいろいろ考えてしまいます。

 

  • どうしてこうなってしまったのだろう?
  • 次から次へとろくなことが起こらない
  • 私が何をしたというのか?
  • ○○さんがあんなことを言った、こんなことをしている
  • みんながちゃんとやらないからだ
  • どうしたらうまくいくのだろう?
  • 本気で考えないといけない

 

とまぁ、こんな感じであることないことをあーでもないこーでもないと更にネガティブな考えをめぐらします。

それも1回だけでなく、何回も何回も毎日毎日。

そんな思考、脳内のおしゃべりに支配され始めます。

思考がぐるぐる、おしゃべりがざわざわで、前向きな一歩が踏み出せなくなってしまいます。

無駄な思考、おしゃべりによって現実がどつぼにはまっているのにそれをやめようとしないのです。

いい現実を引き寄せるために「いい気分でいる」ことは大事なことです。

今までは楽しいことを考えて「いい気分」でいるように努めていました。

しかし、モヤモヤしたいい気分からは程遠い状況で無理やり「いい気分の上書き」はできないのです。

自分に正直になればそんなことは簡単にわかるはずなのですが、「どうしたら状況が良くなるのだろうか」と考えた結果がいい気分でない状況を押さえつけて「いい気分でいる」ことに努めるだったのです。

これもまた思考の結果です。

無理やりいい気分でいることを決めても本当はいい気分ではないからいい気分でない現実がやってきてまた、「どうしてそうなんだろう」と考えてまた無理やりいい気分を選択して、やっぱり本当はいい気分でないから・・・・。

延々と自動的に不幸チックになっていくシステムが強化されていくのです。

 

脳内井戸端会議禁止

 

 

なんだかわからないけど気分がモヤモヤする。すぐに嫌なことを思い出す。心配事がやってきて憂鬱になる。つまらない。

こんな状況にうんざりしてきました。

そんな時に見つけたのが、「余計なことは考えない」でした。

いろいろ考えることによって自動的に不幸になっていくシステムを創り上げていくのであれば、良くなるように考えるのでなく、「もう考えない」と。

常にある頭の中のおしゃべり、思考のぐるぐる、落ち着かない感覚をやめてしまうのです。

勝手に繰り広げられる「脳内井戸端会議」を禁止することにしました。

この「脳内井戸端会議」、思いのほか自分の人生に対して影響力があります。

会議の主催者である自分の望みとは関係なく、勝手に議題を抽出して議論を活発にします。

  • お金が欲しい
  • きれいになりたい、痩せたい
  • 人間関係を良くしたい
  • 美味しいものを食べたい
  • 楽しく暮らしたい

 

今までの人生での経験、年齢、能力、好き嫌い、プライド、世間体、こだわり、社会状況などのデータをもとに会議するのです。

その会議で決まった内容が今後の人生へと反映されていくのですが、それが本当に自分の幸せに結びつくとは限らないのです。

なにしろ80%のネガティブ思考に従って運営されている会議ですから。

日々勝手に開催される会議をいきなり禁止するなんてできるのかどうかわかりませんが、とにかく意識して次のことを心掛けることにしました。

 

考えない

思い出さない

反応しない

イメージングしない

ジャッジしない

 

今までとは全く逆のアプローチです。

 

考えない

「人は日々6万回思考している」と書き始めているのに、「考えない」なんですよ。

私たちは常に考えて適切に生きていくように教えられてきました。

勉強も仕事も人間関係も。

効率よく、いい結果が出るように、相手を思って・・・。

「考えない」なんて「無能だ」に等しいと思っていましたし、そう思っていいる人も多いでしょう。

ただ、毎日一生懸命考えた結果の人生がこれだとしたらどうなんでしょう?

現状が満足できるものであれば今まで通り適切に考えていけばいいし、素晴らしいことです。

しかし、私は考えて生きてきた結果がこれだとするならば、残りの人生は考えないを試してもいいかなと思っています。

今まで経験したことのない新しいことにチャレンジする感じです。

 

思い出さない

「考えない、考えない」と意識しても突然過去のことが思い出されます。

思い出してしまって、考えが始まってしまうのです。

あの時あーすればよかった、こーすればよかった。

本当に自分だけが悪かったのか?あの人だってそれだけの事を今までやったじゃない?

もしこんなことが起きなかったら今どうなっているんだろう?

過ぎたことに対してグダグダグダグダ・・・うるさいわっ!

何年前の事を言っているんじゃい!!

脳内井戸端会議の議題で一番多いのがこれです。

本当にろくなことを思い出しません。

 

反応しない

過去の事を思い出すと、まるで「今」それが起こってるかのように身体が反応します。

  • 悲しかった
  • 悔しかった
  • 恥ずかしかった
  • 腹立たしかった

心がぎゅーっつと縮こまる感じがして苦しくなります。怒りがよみがえります。泣けてきます。

ちょっと待って!「今」「ここ」で起こっているんじゃないよ!!

なにリアルに感じているの?バカみたいだよ!!

 

イメージングしない

望む現実を得るには詳細にイメージすることが重要である

こんなことを聞いたことがあるでしょう。

しかし、このイメージングは、毎瞬繰り広げられている脳内井戸端会議が牛耳っているのです。

何度も言うように、彼らの会議内容の80%はネガティブなものです。

例え望むイメージをしていたと思っても、彼らが持っているデータから創りだされているのです。

世の中には想像を絶するもっと素晴らしいイメージがあるかもしれないのに、脳内井戸端会議の限られた情報の範囲でしか採用されないのです。

だからイメージが現実化されても大したものにはならないのです。

もっと予想不可能な人生の展開を見てみたいのであればイメージングなんて必要ありません。

 

ジャッジしない

あれがいい、これは嫌いだ。

私は正しい、あの人の考え方はおかしい。

このようなジャッジ、判断を常々行っていると、脳内井戸端会議の議題にされてしまいます。

よくある話ですが、毎日のお天気にさえいちいちあーでもないこーでもないと文句を言う人がいます。

  • なんですっかり春なのに寒かったり暑かったりするのだろう。身体がもたないわ。
  • 雨が降ってジメジメする、不快だ~。
  • 梅雨が明けたら暑くてたまらな~い。
  • あー、もう夏が終わってしまう。日が沈むのが早くなってさみしい。
  • 明日雪が降ったら嫌だなぁ。

もう年がら年中ですよね。こんなことまで都度反応していたら心が休まりません。

寒くても、暑くても晴れても雨が降っても雪が降ってもそれだけなんです。私たちはそのどうしようもない中で生きているんです。いいも悪いもないのです。

そして他人の言うことやることをいちいちチェックして、自分と考え方が違うからと言って、相手が間違っていると決めつけるのは本当に意味のないことです。

そのような行為は脳内井戸端会議で自分の優位性を保つためには?」の議題で導き出された結果です。

自分が他人より優れていると思えれば、彼らは満足するので常にそのような議題で他人をジャッジしているのです。

何かをジャッジしている時点で脳内井戸端会議のいいなりです。

 

頭の中を静める方法

 

 

脳内井戸端会議は自動的に開催されてしまいます。

意識的に開催を阻止しないといけません。頭の中を静めるようにしましょう。

 

瞑想する、ボーっとする

頭の中を静める方法として「瞑想」が効果的と言われます。

瞑想が穏やかな心を得るのに良さそうだとは思うもののこれがなかなかできないのです。

例えば5分~10分の短い時間、静かに座って何も考えないというのはやってみて簡単ではないことがわかります。

できないのでまた「なんでできないのだろう?」と考えてしまう。

お決まりのパターンにはまってしまいます。

瞑想は練習が必要です。毎日少しの時間でも頭の中を静めることを意識していくだけでも気持ちが落ち着いてきます。

リラックスしてボーっとするだけでも、その間は脳内井戸端会議が休会しています。

お風呂にゆっくり浸かる。

外の景色を眺める。

そんな時間から始めましょう。

 

好きなこと、集中できることをする

好きなこと、集中することをやっていて時間を忘れてしまう。

このような状態では、脳内井戸端会議の議論は活発に行えません。

趣味に没頭するもいいし、単純作業を黙々と行うのもいいです。

草むしり

細かい場所の掃除

もやしのひげ取り

なんかでも頭の中が静まります。

 

嫌なニュース、人、出来事と距離を置く

このご時世、毎日毎日気持ちをざわつかせるニュースに事欠きません。

世の中に無関心になってはいけませんが、感情が揺らぐほどの情報収集はお勧めしません。

また、普段の生活で気分が良くならない人と一緒にいる必要もありません。

家族であっても近づきすぎるのは気分のいいものではありません。常に世話を焼かれているとか監視されているなどを敏感に感じてしまいます。

いくら近しい関係であっても程よい距離感を侵害しないようにしましょう。

職場に嫌な人がいたらその人を気にした途端、脳内井戸端会議は議論を活発に始めてしまいます。

できる限り関わらず、自分のやるべきことをきちんとやって相手にしないようにしましょう。

「人付き合いが悪いと思われるんじゃないかしら?」

そんな考えがよぎったら、それは脳内井戸端会議の意見です。

 

こんな効果が

 

 

2か月ほど前からなるべく余計なことは考えないようにしようと心掛けています。

現実として何が変わったかと言えば何も変わっていませんが、心のモヤモヤは格段に減ってきました。

気分が楽になってきた

余計なことを考えないと決めてから、今までいかにどうでもいいこと、どうしようもないことに囚われていたのかと気が付きました。

過ぎてしまったことを今起こったことのように思い出しては、いつまでもうだうだ考えていることが多くありました。

最近の事だけでなく何年も前のこと、場合によっては幼稚園のときに起こった嫌だったことまで思い出されて自分を苦しめていたのです。

こんなに頻繁にネガティブなことを思い出しては自分を嫌な気分にさせていたなんて、どんだけ悪趣味なんでしょう!!

そんな自分に気が付いて笑えるようになりましたし、そういう考えに陥るときに我に返って考えないようにするという方向にもっていくことができるようになりました。

つまらないことを考える回数が少し減るだけでも気分が楽になってきます。

 

自己肯定感が上がってきた

始終つまらないことを考えて自分を嫌な気持ちにさせるのは、ただの「自分いじめ」です。

それが減ってきたことによって、「自分はここにいてもいいんだ」と思えるようになってきました。

自己肯定感が低いとどうしてもどこにいても「アウェイ感」が付きまとい落ち着かないのです。

それが最近ではどこで何をしていてもリラックスできるようになってきました。

自己肯定感を上げるためにいろいろと試してみましたが、意外にもこの「考えない」が効果がありました。

 

こんにちは。よぎふるです。前回、開運法の効果を高めるために自己肯定感を上げる実験をしようと思いま...

 

周囲の人間が気にならなくなってきた

気分が楽になって自己肯定感が上がってきたことにより、周囲の人の目や行動が気にならなくなってきました。

他の人にどのように思われてもどうでもいいという感じです。

これは本当に精神的な負担が減ります。

脳内井戸端会議の議題の多くは周囲の人が絡んできます。

その周囲の人たちのことがどうでもよくなってくるのです。

他人が気にならなくなってくるので、議題も減って頭の中がさらにおとなしくなってきます。

 

まとめ 何も考えないって楽ちん!

ストレスフルな状態というのは、やることがいっぱいで肉体的にしんどいので精神も疲弊することだと思っていましたが、肉体の疲労とは関係なく、常に頭の中を忙しく絶え間なく何か考えたり思いめぐらしていることが原因なのです。

身体を充分に休めても頭の中でいつもおしゃべりが続いているとしたらストレスは軽減されないのです。

いつも疲れが取れずに何もやりたくない自分が悪いのではありません。

いろいろとあることないこと、今以外の過去や未来のことに気持ちや考えが行ってしまうことが問題なのです。

普段の生活でわずかな時間でもいいので頭の中を静かにする、脳内井戸端会議を中止させることで今まで感じたことのない安らぎが得られるようになります。

その分ネガティブな思考は生産されませんから、自動的に不幸になっていくシステムも働かなくなります。

「何も考えない」

慣れないとちょっと難しいですが、こんな簡単な方法はありません。

ぜひ、リラックスした気分に浸ってみてくださいね。

 

では、ごきげんよう♪

 

 

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