認知行動療法で腰痛改善  「人生を変える幸せの腰痛学校」を読んでみた

認知行動療法で腰痛改善  「人生を変える幸せの腰痛学校」を読んでみた

こんにちは。よぎふるです。

9年間も調子がよかった腰が最近になって2回も発作を起こして激痛に苦しみました。

そんな時に気になっていた本があったので読んでみました。

伊藤かよこ「人生を変える幸せの腰痛学校」- 心をワクワクさせるとカラダの痛みは消える です。

私は腰痛対策として整体・ヨガ・腰痛体操・水泳等を日々行っていますが、それでも今回のようにある日突然の激痛に襲われます。

「一生腰痛と共存して生きていかないと」と思っていましたが、この本のタイトルの

人生を変える

に惹かれました。確かに腰痛が治ったら人生も変わるし、より幸せになるなぁと期待をしながら読み始めました。

 

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人生を変える幸せの腰痛学校

「腰痛学校」とは認知行動療法に基づくグループ療法

 

 

腰痛における認知行動療法では腰痛に対する見方・考え方を整えて、日常生活の行動量を増やしながら腰痛改善を目指します。

物語の中の「腰痛学校」は6人の生徒(患者)と共に週1回8週間かけて痛みについて学んだり考えたりしながらできる範囲で身体を動かして楽しく(?)腰痛に向かい合っていきます。

 

  • (腰痛を)治したいとは思わないこと:腰痛に常に注意を向けていると痛みが増す可能性がある
  • 腰痛が治ったらなにをしたい?:腰痛を治すことが人生の目的ではなく治ったその先にあるものを見る
  • 「いい気分」になる:笑いはあらゆる体調不良の改善に効果的。いい気分で過ごせば治癒力が高まる
  • 激痛は脳の暴走:”不安”と”恐怖”が関係している。脳の作り出す痛みに限界はない
  • 自分の身体を信頼する:腰が痛くても身体は毎日黙々と自分を生かしてくれている大切な存在
  • 動けないと、動かないは違うんよ:動けないと決めてしまうのは自分自身

 

今まで、「身体の歪みを直さないと」とか「腹筋と背筋を鍛えないと」とか腰周りの改善にのみ注力していた自分とは全く違うアプローチに目から鱗でした。

 

「こんな人に読んでほしい」のこんな人は私だった

本書の最初に

「この本は、たとえばこんな人に読んでほしいという想いを込めて書かれた、ちょっと変わった小説です。」

とあります。

一、原因がはっきりしない腰痛に悩んでいる人

一、さまざまな治療法を試してみたものの、結局痛みがなくならない人

一、現在痛みはおさまっているが、つねに痛みの再発を恐れながら生活している人

一、なかなかよくならない腰痛のせいで「人生損しているな・・・」と感じることがある人

一、腰痛改善の本をたくさん読んだけれど、まだ”この一冊”に出会っていない人

一、自分は「人にくらべて病気がちで身体が弱い」と思っている人

(出典:人生を変える幸せの腰痛学校 1ページ)

私はこれらの

現在痛みはおさまっているが、つねに痛みの再発を恐れながら生活している人

です。日々の腰痛対策はまさにこの「痛みの再発を恐れ」ているから行っているのであり、腰痛対策に費やしている時間は相当なものになっています。

人生の限られた時間の中で腰痛対策の割合が多ければ「人生損しているな・・・」と感じます。

まさに「こんな人」は私自身だったのです。

 

「私の腰痛物語」で泣けた

 

 

本書の10ページからは主人公である「私」神埼由衣(29歳/女性/無職/独身)の腰痛の経緯が書かれています。

仕事もプライベートも充実していた27歳の冬にお尻に筋肉痛のような違和感があり「椎間板ヘルニア」の診断を受けます。

整形外科のリハビリをはじめ、鍼灸、整体、接骨院、カイロプラクティックとあらゆる治療法を試しますが、お尻の痛みは一進一退で完全に消えることはありませんでした。

その1年半後「私」は腰の激痛に見舞われ入院・治療のため1ヶ月の休職をしますが、入院しても全くよくなりません。

→ 職場復帰
→ 1週間も経たないうちに再発
→ 再入院・退職
→ 退院・実家に帰る
→ 痛みが消えないので検査入院
→ 退院・引きこもり状態

ちっとも良くならない腰痛で精神的にも参っているのに、元同僚から来る近況メールを見れば彼らの充実した生活ぶりに気分は一層へこみ、挙句の果てには東京に住む彼氏からもお別れされてしまいます。

激痛による身体が動かせない苦しさ、将来に対する不安、会社の人に対する罪悪感、両親は心配してくれているのはわかっているけどその気持ちが重荷になる・・・。

そういった描写が腰痛経験者にとってはリアルに迫ってくるのです。

- そうか、そうなんだ ……。腰の悪い私にはなにひとつ残らない。恋愛も結婚も、仕事も、友達も。両親だってこのまま働きもせずただ家にいるだけの私を負担に思うに違いない。生きていても迷惑なだけ。私には何の価値もない ……。

(出典:人生を変える幸せの腰痛学校 39ページ)

たかが腰痛ではないんですよ!

腰痛がよくならない状況が長続きして、普通の生活が送れなくなると本当に「自分の価値」すら見失ってしまうのです。

「わかる、わかるよ。痛いしつらいよね。」

なんて共感していたらぼろぼろと泣いていました。

他にもこの物語には「腰痛学校」に参加する5人の登場人物がいるのですが、彼らの今までの腰痛の診断や経緯、腰痛に対する想いや考え方に多くの腰痛経験者が「あるある!」とうなずけるはずです。

 

 

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人生を変える幸せの腰痛学校

まるで自分も「腰痛学校」に参加している感じ

 

 

腰痛を患っている人は大勢いるはずなのにその戦いは非常に孤独なものです。

腰痛は目に見える症状でないため、激痛で変な格好で歩いていたら滑稽にしか見られません。

しかし、この「腰痛学校」ではそれぞれのメンバーがそれぞれの「腰痛物語」を持っていて、その経験をみんなで共有します。

老若男女、全く違う人生を送ってきた6人が「腰痛を治したい」という共通の想いを持ってプログラムをこなしていきます。

  • 腰痛に対する考え方を見直したり
  • 音楽に合わせてウォーキングやダンスをしたり
  • 瞑想したり
  • ハッピーな体験を発表したり
  • 笑顔の練習をしたり・・・

およそ今までの治療ではやったこともないようなことをやらされていきます。

当然、こんなことで「腰痛がよくなるのか?」と疑問を持ち反論する人もいます。途中で1回プログラムをお休みする人も出てきます。

しかし、同じ「腰痛持ち」という悩みを抱える者同士、毎週顔を合わせて体験や考えを共有したりエクササイズをしたりすれば「仲間意識」が芽生えてくるのです。

誰かが今まで腰が痛くて無理だと思っていたことを勇気を出して挑戦すれば、他のメンバーが自分のことのように喜び勇気づけられます。

それぞれが他のメンバーからよい刺激を受けて新しいことに挑みながら自分の世界を広げていくのです。

みんな腰痛持ちで苦しいはずなのに「なんかいいなぁ・・・。」と思ってしまいます。

腰痛体験を共有できる仲間がいるだけで、自分の腰痛に悲観することなく「みんなで治していく」環境が素敵です。

実際身の回りに腰痛体験を共有できる人がいなくても、この物語を読めば7人目のメンバーとして参加しているような気になります。

 

⇒ リアル「腰痛学校」はこちら

 

自己肯定感を高めることも大切

 

 

この認知行動療法による腰痛改善のプロセスが「自己肯定感を高める」ことにつながっていることに気がつきました。

「わかってもらえないと感じる時はね、自分で自分をわかればいいのよ」
篠原さんがそっと立ち上がり、私たちひとりひとりに語りかけるように言った。
「痛いよね、つらいよね、苦しいよね、わかってるよ、ごめんね、大丈夫だよ、もう十分頑張っているよって。毎日毎日、飽き飽きするほど、うんざりするほど、もういらないって思えるくらいまで自分に声をかけてみて。いつどんな時でも、私だけは私の味方なんだから」

(出典:人生を変える幸せの腰痛学校 243ページ)

自分にストレスがかかって心が悲鳴を上げているのも気がついてあげられていない。

発作で激痛に襲われても自分を労わるどころか職場の人に迷惑をかけないか、どう思われるかなんてことばかり気になる。

「自己肯定感の低さ」で生きにくさ感じるだけでなく、この厄介な腰痛まで引き起こしていたなんて・・・。

私(よぎふる)がいつまでたっても腰痛を卒業できない理由がここにあるのかと愕然としました。

これからもっと自分を大切にします。

自分の最大の味方は自分しかいないのです。

 

まとめ 自分の腰痛を登場人物と共有できた気がした

自分の腰痛物語をわざわざ人に話すことがないのと同じように他人の腰痛物語を知ることはめったにありません。

なので、この本の登場人物の腰痛物語を読んでこんなにも感情が揺さぶられて何度も涙している自分にびっくりしました。

本書にも

「自分と同じ体験をした人の言葉は心に響んですよね。そして、その体験を乗り越えたモデルが身近にいると自分にもできそうな気がするでしょ?」

(出典:人生を変える幸せの腰痛学校 271ページ)

とあります。

「自分だけが腰痛で苦しんでいるんじゃないんだ。」

「腰痛を一生抱える必要はない。自分で治すことができる。」

読後、このように前向きになれるのは大きな収穫です。

しかし、この本を読んだだけで治るとは限りません。

ここに書かれている実習を登場人物と一緒に行うことで、腰痛に対する認識や考えが変わっていくのだと思います。

やるかやらないかを決めるのはその人自身です。

今までやったことのなかったことに挑戦してできた時に人生が変わるのでしょう。

めざせ、腰痛卒業!

 

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では、ごきげんよう (^_^)/~

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