こんにちは。よぎふるです。
5月~6月になると我が家の庭ではドクダミが生えてきます。
別に植えたわけではありません。お隣のお庭からやってきました。
ガーデニングにおいてのドクダミは繁殖力が旺盛で厄介な雑草です。地下茎でどんどん増えていきます。
「和製ハーブ」と言えばおしゃれですが、独特の匂いは好き嫌いがあります。
草むしりをして捨ててしまうのももったいないかなと思い、昨年から化粧水を作り始めました。
ドクダミとは
分類:ドクダミ科 ドクダミ属
学名:Houttuynia cordata
日本中で生育し日陰や湿地を好む多年草。開花期は6~7月で白い可憐な花をつける。茎や葉に独特の匂いがある。
耐寒性はないが多年草なので寒冷地でも毎年増える。
ミントと同様に地下茎で広がり庭植えすると大繁殖してしまうので注意。
ドクダミは庭に植えてはいけない植物
ドクダミは繁殖力が旺盛です。
育てやすいのと可憐な花につられてしまうと、庭中がドクダミ畑になってしまいます。
根は地中深くに伸び、地下茎が横に広がっていくためどんどん増えていきます。
取り残してしまった根からも再生するため、根こそぎ駆除しないとまた増えていく厄介者です。
我が家も植えたわけではありませんが、お隣に植えてあったものが地下茎で広がってきました。
ただし、ドクダミは厄介なだけの雑草とは違いさまざまな効能があるので、「収穫」しながら活用することができます。
ドクダミの利用
「和製ハーブ」としても分類されるドクダミにはさまざまな利用方法があります。
食用として
山菜と同じように「ドクダミ天ぷら」にすると独特な匂いもやわらぎ食べやすくなります。
ホワイトリカーに漬け込めば「ドクダミ酒」ができますし、乾燥して煎じれば「ドクダミ茶」になります。
ベトナムなどでは香草としてさまざまな料理に使われているそうです。
薬として
10の薬効があるため「十薬 じゅうやく」とも呼ばれています。薬効はちょっと調べただけでも、
- 神経痛
- 動脈硬化
- 高血圧
- アトピー
- 胃酸過多
- 虫刺され
- 便秘
- 利尿作用 などなど
煎じ薬として飲むだけでなく、お風呂に入れてもいいそうです。
そう言えばその昔、
私の祖母はひどい花粉症で寝込んでいたときにドクダミの生葉を丸めて鼻に入れていたと聞きました。
美容に
お茶として飲めばデトックス効果が期待できますし、化粧水には美白効果があると言われています。
ドクダミ化粧水
昨年からドクダミ除去のついでに化粧水を作ることにしました。
まだそんなに大繁殖していないので100均で買った900mlくらいのビンに入る程度です。
作り方
- ドクダミの生葉を収穫
- 使うのは葉と花。茎と根は除く
- よく洗う
- 水気をとる
- 密閉ビンにつめる
- ホワイトリカー(35度)を注ぐ
- 冷暗所で放置(2~3週間から利用可能。1年たつとなお良い)⇒ これが原液
- 原液を精製水で薄める(2倍~)
- グリセリンを加える(しっとりさせたいときは多めに)
- 冷蔵庫で保存。早めに使い切る
1年経つときれいな琥珀色に

私は普段、他のいろいろな乾燥ハーブをアルコールに漬け込んだ液を化粧水に使っているので
ドクダミ化粧水はじっくり1年間寝かしました。
まとめ
庭の雑草扱いになっているドクダミが化粧水に変身するなんてまさに「あるを尽くす」です。
私は10年以上も市販の化粧水は使わず、バラやラベンダー・ジャスミンなどの乾燥ハーブ(ハーブティー)をアルコールに漬け込んだものを薄めて化粧水として使用しています。
もともと肌が丈夫なこともあるかもしれませんが、特にトラブルもなく重宝しています。
たくさんあるので、ローションパックや全身に使い放題です。
ドクダミ化粧水はまだ使っていないのでこれからどんな効果が見られるのか楽しみです。
では、ごきげんよう。 (^_^)/~
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